エレキギターの種類

エレキギターを構造別に大きく分けると、3種類になります。構造の違いにより、サウンド・キャラクターが変わってきます。

ソリッド・ギターは空洞のないボディ構造のになっています。エレキギター!といえば、ほとんどがこのタイプのギターを表します。サウンドキャラクターは、シャープで引き締まった感じでボディに空洞がない為、スピーカーから「キ~~ン」という音が出るハウリングを起こしにくく、大音量を出すのに適しています。
フル・アコースティック・ギターはフォークギターなどのアコースティックギターのように、ボディ内部が空洞になっていて厚さもあるボディタイプのギターです。 サウンドキャラクターは、ソリッド・ギターとは違い、甘く艶やかです。アコースティックギターのようにアンプを通さない生音でも、豊かな響きが得られます。そしてボディに空洞がある為、ハウリングを起こしやすいです。
セミ・アコースティック・ギターはソリッド・ギターとフルアコースティックギターの中間的な存在になります。 サウンドキャラクターは、ソリッド・ギターのシャープな部分とフルアコースティックギターのマイルドな部分を兼ね備えています。 サウンドキャラクターから、フュージョン系のギタリストに使われることが多いと言われています。 フルアコースティックギターと違いボディ内部は完全な空洞ではなく、ボディ中央部に木材が詰められているものが多いです。
このようにエレキギターには3種類のタイプがあり、どのタイプを選べばいいのか。と迷ってしまったら、まずはソリッド・ギターから始めることをお勧めです。 ソリッド・ギターに比べ、ボディサイズが大きいセミアコースティックギター、フルアコースティックギターは、初心者には弾きにいと感じるかもしれません。