演奏家必見の製本テクニック

製本しなければめんどくさい!  ですがキレイに譜面を製作するには、時間と神経の集中が必要だからです。

従来の製本は、紙の一片すべてにテープを貼りますがこの方法ではヨレやすく時間が要しテープの消費量が多く、不器用な人には負担な製作です。
しかし不器用でも速くテープも長持ちさせ誰でも製作できるキレイな製本の方法があります。
ステップ1・楽譜をセットする
製本したい楽譜を横向きに並べ、奥に製本したい譜面を置き、貼ったページを手前に寄せていく方法です。繋がった楽譜を机から膝に落としながら進められます。

ステップ2・テープで貼る
紙テープなどのテープを3,4cm切り貼ります。
紙と紙を貼り合わせる際に、定規の目盛りの線の太さ程の隙間を開け、スキマの幅を均等にすると美しい製本ができます。
同じように1ページにつき上中下三ヶ所貼ります。

これを繰り返しすべての紙を繋げたら束にして背表紙を作成します。この時ズレが生じる場合がありますが、端を無理やり揃えて固定しましょう。

こちらも上中下三ヶ所を貼り完成です。

テープをあまり使わず楽譜は譜面台の上に立っていられるのか疑問かと思います。しかし耐久性・実用性は全く問題ありません。

みなさんも美しい譜面を作成してみましょう。