譜面台選びの基本

楽器を弾く時に譜面台を使っていますか?今はパソコンで譜面を表示できるようになったの
で、譜面台を使っている人は少ないかもしれませんが、ライブの時やスタジオ時、家での練
習でも譜面台は必須アイテムです。パソコンでは視線が合うように調整するのは難しいです
が、譜面台を使えば高さ調節は自由自在です。
どのような楽器でも譜面台があれば譜面が見やすく、演奏しやすくなります。

しかし、譜面台と言っても、その種類は様々です。

譜面台を選ぶ際には、まず譜面台を使用する場所です。そして、重さや持ち運びやすさも変
わってきます。
家の中で使用する際には、多少重くてもしっかり譜面を支えてくれる譜面台を選ぶと良いと
思います。重さにすると、3000g程度になると思います。それ位あると、譜面台が安定し快
適な演奏を楽しむ事が出来ると思います。

外で使用する際には室内とは逆に軽く、折りたためて持ち運びに優れた譜面台を選ぶと良い
かと思います。ほとんどのスタジオやライブハウスなどでは、譜面台を無料で用意してくれ
るかと思いますが、やはりライブなどでも自分が使い慣れている譜面台を使用したいですよ
ね。
そして譜面を見て弾きながら、譜面に書き加える事もあると思います。
机の上に譜面を戻して書いてまた戻してと手間がかかってしまうので、沢山譜面に書き足し
を加える場合は、なるべく穴の空いていない譜面台を選ぶと良いかと思います。ペン置きな
どがある譜面台も良いと思います。軽量タイプの譜面台はほとんどの場合たくさんの空洞が
ある為、譜面に文字を多く書き込むのであれば、ある程度重量があっても穴の空いていな下
敷きのようなタイプになっている譜面台を選ぶと良いとか思います。

最後にギターやベース、その他にも譜面を必要とする楽器は沢山あり演奏のスタンスも人に
よって違ってもきます。練習する時も基本的に立って演奏するという方もいれば、座って演
奏するという方もいると思います。そういった時、譜面台の高さで演奏に集中できなくなる
場合もあります。
譜面台の高さは、基本的には商品カタログに記載されているのでカタログ等を見て選ぶと良
いでしょう。また、使用感などは、商品のレビューを見たり実際に楽器屋に行き自分で体感
するのが良いと思います。譜面台も購入の際には慎重に選ぶのが良いかと思います。

譜面台選びは、譜面台が演奏のモチベーションを上げてくれる事もあるので妥協せずしっか
りと下調べをして自分に合った譜面台を選ぶと良いと思います。