ギター楽譜の種類

ギターの楽譜「バンドスコア」と「ギター弾き語り」という大きく分けて2種類に区別する事ができます。

バンドスコアとは、ギターだけではなくボーカル、コーラス、ベース、ドラム、キーボードなど、CD曲に実際収録されているパートが全て採譜されているもとなります。

ページやスペースなどの都合で省略されてしまうパートなどもありますが、先程紹介したパートはほぼ間違いなく採譜されており、それぞれの楽器がバラバラではなく段分けして書かれている為、、一度にその曲の全体を把握できるようなります。

どのパートの人も見る楽譜ということですね。

そして1曲の中には、ギターはダビングされてパート分けされているのが一般的です。

エレキギターだけでも2本程入っているのが一般的ですし、場合によってはギターが5パートくらいになっている曲などもあります。

ですが通常メインになっているのはバッキング【伴奏】パートとリードパートの2本なので、ギターが2人いる場合は相談しどちらを弾くかを決め、ギター1人で再現する場合は完全再現は曲によっては難しいかと思われますが、パートにこだわらず重要なフレーズだけを選んで演奏されれば良いかと思います。

バッキングをしてソロを弾いてと忙しくなるかと思いますが、どんな曲でもある程度はギター1人で再現できます。
ちなみにギターが入っていない曲の場合には、ギターはもちろん何も書かれていません。

音符でも表されていますが、ほぼ必ずTAB譜でも採譜されている楽譜です。

ギター弾き語りとはバンドスコアと違って、ギター1本で演奏を完成させられるようにアレンジした楽譜となります。

書かれているのはほぼ、歌詞とメロディ、バッキング【伴奏】のギターです。

基本的にはリードフレーズというものはバッキング【伴奏】があった上で成立するものなので、こちらのギター弾き語り楽譜にはリードフレーズは書いていないことの方が多くあります。